カンボジア 井戸の現地訪問レポート
皆さんこんにちは。
ユナイテッド・アースが海外支援活動の1つとして力を入れさせて頂いております、カンボジアの村への井戸設置支援。
お蔭さまで2022年10月現在、240基の井戸が完成しており、約4800人の方が綺麗な水を使えるようになりました!
沢山の方にご支援いただき、心より感謝しております!
この3年、カンボジアではコロナ禍において村への移動が禁止されたり、断続的な厳しいロックダウンが続きましが、ようやく様々な規制が撤廃されカンボジアではすっかり元の生活に戻りつつあります。日本からもカンボジアへの入国ができるようになりました!
そんな中,2020年にカンボジア井戸の設置支援をしてくださいました「公益社団法人日本青年会議所 関東地区 埼玉ブロック協議会(略称:JCI埼玉) 2020年度」会長の内田剛史様が2022年10月、現地井戸を訪問してくださいました!
JCI埼玉様は2020年11月に主催されたオンラインダンスコンテスト「SAITAMA YELL CONTES」にて、コンテストの優勝賞品として、「カンボジアの井戸支援をする権利」を優勝チームにプレゼントするという素晴らしい企画で、ユナイテッド・アースを通じて井戸支援をしてくださいました。
その際にご支援いただいたご支援先はプレイベン州のPrey Krang村にある「Long Hokさん」ご家族。
村はプノンペン市内から約3時間ほどの場所。現地のコーディネートをお願いしているNPO法人グローブ・ジャングルさんのご案内にて現地へ向かっていただきました。
Long Hokさんは、旦那さんを亡くされており、プノンペンに出稼ぎに出られているお子さんたちの代りに4人の幼いお孫さんたちを村で育てておられるおばあちゃんです。
数年前まで電気も水道もなく井戸のない家では、幼い子どもたちや女性が1km以上離れた場所にある水汲み場まで、バケツを持って徒歩で何往復も水を汲みに行く、、そんな生活が当たり前だった村です。
そんな中、お一人で4人の幼いお孫さんたちを育てるのがどれほど大変か、日本にいる私たちには想像もつきません。2年前、自宅の目の前に井戸が設置されたことは、Long Hokさんご家族にとってはかけがえのない支援であったと思います。
今回、村を訪問すると、村まで電気が来るようになり、支援いただいた井戸にはモーター式のポンプが新たに設置されていました!
おばあちゃんが、手押し式のポンプだと、大変だということで、プノンペンに出稼ぎに行っている息子さんたちが、モーターを買って取り付けてくれたそうです。
皆様にご支援いただいた井戸がしっかりと村の皆様の生活に大切に活かされている事、少しずつ以前よりも豊かな暮らしが実現できてきている事、村のご家族のお写真から伝わってくると思います。
改めて多くの皆様に井戸のご支援いただき、心より感謝申し上げます。
また、カンボジアまで足を運びご訪問いただいた内田様に改めて御礼申し上げます。
ユナイテッドアースでは、今後も子どもたちが笑顔で暮らせる未来を、希望ある未来をつなげるためにも、カンボジアへの支援活動を続けていきたいと思います。
▼カンボジアの支援はこちら!
https://donate.united-earth.jp/…/%e6%b0%b4%e3%81%a7%e6…/