【緊急募金】トルコ・シリア大地震
◆トルコ・シリア大地震の緊急救援募金を開始しています。
2月6日、トルコ南部で起きたマグニチュード7.8の地震とその後の地震では、トルコでおよそ4万6000人、隣国シリアでおよそ6000人、あわせておよそ5万2000人の死亡が確認されています。
一瞬にして多くの都市が崩れ、消滅する。極寒の中、震えながら助けを待つ被災者たち。
そんな衝撃的なシーンが数多く日本でも報道されてきました。
トルコ政府によりますと、国内で倒壊などの大きな被害を受けた建物は20万棟にのぼり、人口の16%に相当する1400万人が住まいを失うなどの影響を受けています。
震災発災から1ヶ月、テントでの避難生活を余儀なくされている人は144万人に上るとされ、被害の大きかった南部カフラマンマラシュでは、今も電気や水道がなくテントの中で地面にマットを敷いただけの避難生活を続けている人たちも数多くいます。
被害が広い範囲に及んでいることから、被災地では水や食料など生活に必要な支援が行き届いていないという声も上がっています。また、内戦が続くシリアでは大地震の発生から1か月となるなかでも、支援物資の輸送に影響が出るなど厳しい状況が続いています。
現在、被災地では捜索活動が終了し、重機を使ったがれきの撤去が進んでいます。
仮設住宅の設置も進んでおりますが、生活に必要な物資は不足しており、今後は人々の生活の立て直しに向けより具体的な被災者に寄り添った支援が必要となってまいります。
◆緊急救援への想い
ユナイテッド・アースでは、特に被害の大きかったトルコ・シリアの被災地への支援に向けての準備を進めています。
今回の災害でも、多くの方が平穏だった生活を失いました。
それでも、私たちはこれまでの復興支援活動を通じて、たくさんの「諦めない、人々の姿」を見てきました。
家を失い
仕事を失い
家族を失った人たちに
今こそ、国を越えお互いを支え合う「おもいやりの心」を被災された方々に届けたいと思います。
人智を越えた自然災害や様々な脅威が人類の前に立ち塞がっていますが、良心のネットワーク、善なる思いの連携により、乗り越えていけると信じています。
◆災害時の緊急救援募金について
現在、国内外にいる良心のネットワークを通じ繋がった仲間達より現地の生の情報を集めています。今後、協議を重ねたうえで支援先を決定していきます。
現地からの情報は随時Facebook等でお知らせしてまいりますのでご確認ください。
皆さまの温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。